運動をすることで得られる5つのメリット
健康の為に運動をした方がいいと言われますが、実際、運動によってカラダにどのような変化が起こるのか、あまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。今回は運動で得られるメリットについて紹介します!
①骨が丈夫になる
骨の病気というと骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が有名ですよね。
骨粗鬆症とは、骨密度が減少して骨の中がスカスカになり、ちょっとしたつまずきや咳、くしゃみといったわずかな衝撃でも骨折しやすくなってしまう病気です。
運動することによって骨に負荷が加わると、骨をつくる細胞の働きが活発になり、骨密度を高めることができ、骨粗鬆症の予防効果が期待できます。
ウェイトマシンを使った筋トレに限らず、ウォーキングなど負荷の少ないものでも効果的なので、普段あまり運動しないかたはエスカレーターを使わずに階段を使うようにするなど、ちょっとしたことから始めるのもおすすめです。
②脳を活性化する
運動の中でも有酸素運動には脳に刺激を与え活性化する働きがあることが明らかになっています。
身体を動かすことによって、運動野のある前頭葉をはじめ、さまざまな領域を刺激して活性化されるので記憶力や集中力を高めることができます。
加齢によってリスクが高まるアルツハイマー型認知症を予防・改善する効果も期待できます。
③痩せる
運動することにより普段よりエネルギーを消費すると、エネルギー源とするために脂肪が分解されます。有酸素運動はこの脂肪燃焼効果に適した運動なので、ダイエットに取り入れるかたも多いです。
また、基礎代謝といって特に運動をしていなくても生命維持の為に消費されるエネルギーがあり、これを増やすことで1日の総消費カロリーが増え、痩せやすい身体になります。基礎代謝は筋肉量との相関が強い為、有酸素運動だけでなく筋トレも取り入れるといいでしょう。
④免疫力アップ
適度な運動をすると免疫機能が高まります。
これはカラダを動かすと体温が上がり血行が良くなることで全身に酸素や栄養が行きわたるためです。
ただし、過度な運動は免疫の低下の原因にもなってしまいますので、無理せずに楽しみながらできる程度の運動をするといいでしょう。
⑤心肺系が強くなり、疲れにくくなる
心肺機能というと持久系のスポーツで必要というイメージが強いかもしれませんが、スポーツシーン以外でも心肺機能を強化することはメリットが多くあります。
心肺機能が強化されると、酸素を取り入れる効率が高まりエネルギーを多く生産できるようになるため、疲れにくくなります。
最近階段や坂道で息切れしやすくなったと感じたりしていませんか?
普段運動していなかったかたはまずはウォーキングから初めて、慣れてきたら軽いジョギングにステップアップすると効果的です。
こうして見ると運動には様々なメリットがあることが改めてわかりますよね。
特に最近はリモートワークが増えたり、外出が減っている方も多いかと思いますので、運動を意識的に取り入れるようにしましょう!