糖質制限ダイエットを続けるためには?基本のやり方を解説
ダイエットの代表例として有名な糖質制限ダイエット。
1日に摂取する糖質を制限することで、痩せようという方法です。
糖質制限は正しいやり方と継続力があれば、必ず効果を感じることができるはず。
そこで、今回は糖質制限ダイエットのやり方と、モチベーションを維持するための方法を徹底的に解説します。
【糖質制限のやり方】一般的な糖質制限ダイエットのやり方とその効果
糖質制限ダイエットの正しいやり方をご存知ですか?
やみくもに糖質を制限すれば良いわけではありません。
糖質は人間にとって必要な栄養素ですから、全く摂らなくなるのはNG。
正しい知識をしっかりと持つようにしましょう。
糖質制限のやり方としては、以下のポイントを抑えておいてください。
糖質は1日に70〜130g以下に抑える(糖質が多い食材には注意する)
栄養バランスを考える
ゆっくり食べる
野菜を先に食べる習慣をつける
上記のポイントを抑えておきましょう。
糖質を制限する他にも、消化吸収を穏やかにするために早食いは禁物です。
また、血糖値の急激な上昇もダイエットには大敵。
血糖値の上昇を緩やかにするためにも、野菜を先に食べるようにするとよいでしょう。
糖質制限を始めると、早い方では1週間以内に効果を実感することができるでしょう。
糖質制限ダイエットの嬉しい効果は、体重や体型などの変化だけではありません。
人の体には、大きなエネルギー源として脂肪と血糖がありますが、このうち、先に消費されていくのが「血糖」です。糖質制限をすることで血糖値を抑えれば、エネルギー源として「脂肪」が使われやすくなるため、結果的に痩せやすい体質になれます。
【糖質制限のやり方】「糖質制限ダイエット」 やり方は簡単…でも続けるのが大変
糖質制限は成功すれば、理想の体型に近づくことができるダイエット方法です。
しかし糖質を制限するのですから、当然食事量を抑えることになります。
「ご飯を減らせば良いんでしょ?」なんて、簡単そうに感じてしまいますが、この食事を制限することは意外と大きなストレスになります。
特に食事が1日の中で楽しみになっている場合は、継続することはとても苦痛になるでしょう。
【糖質制限のやり方】糖質制限ダイエットを続けるために必要なもの…それは”モチベーション”
やり方は、基本的には糖質を多く含む食材の使用を減らすという至ってシンプルな考え方なのですが、モチベーションを維持するのがとてつもなく大変なのです。
ダイエットは継続があってこそ。
モチベーションが続かずに継続できなければ、どんなに良いダイエット方法でも成功することは難しいといえるでしょう。
糖質制限を継続するためのモチベーションを維持するための方法
モチベーションは常に上がっている状態なわけではなく、体調やその日の気分によって上がったり下がったりするものです。
しかし、出来るだけモチベーションを維持するのがダイエットの成功の秘訣。
モチベーションを上げるために4つの方法を試してみてください。
目標を決める
ダイエットに成功した自分をイメージする
完璧を目指さない
体重計に毎日乗らない
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①目標を決める
糖質制限ダイエットのモチベーションを維持するためには、目標を決めるようにしましょう。
目標とは、小さなものでも構いません。
例えば、
・痩せたらブランドの洋服を買う
・痩せたら告白する
・痩せたら好きなものを買ってもらう
上記のように、痩せたら何をするのか?という目標を決めると、気持ちを維持しやすくなります。
②ダイエットに成功した自分をイメージする
糖質制限ダイエットのモチベーションを維持するためには、ダイエットに成功した自分をイメージするようにしましょう。
今よりもスタイルが良くなり、お洒落な洋服を着こなし、自信に満ち溢れた表情で街中を歩く自分を想像して見てください。
継続さえできれば、必ず理想の姿に近づけるという気持ちがモチベーションの維持に繋がります。
③完璧を目指さない
糖質制限ダイエットのモチベーションを維持するためには、完璧を目指さないこと。
ダイエットは、想定通りに進むことばかりではありません。
停滞期といって、体重が落ちにくい時期が来たり、体調が悪くてダイエットが一時的に出来なかったり、想定外のことが起こる可能性がありめす。
完璧を目指してしまうと、想定外のことが起こった時に大きなストレスとなり挫折しやすくなります。
④体重計に毎日乗らない
糖質制限ダイエットのモチベーションを維持するためには、体重計に毎日乗らないことです。
モチベーションを維持するためなら、毎日体重計には乗った方がいいのでは?なんて思いがちですが、ダイエットで陥りやすいのが体重に一喜一憂してしまうこと。
ダイエットの成功に必要なことは体重だけではないことを理解しましょう。
体重と見た目は違うのです。
そのため、毎日体重計に乗って一喜一憂することは、継続の妨げになる可能性があります。
【糖質制限のやり方】糖質制限ダイエット中に起こりうる身体の変化と注意点
糖質制限はダイエットにとても効果的ですが、糖質制限ダイエットをしていると、多かれ少なかれ身体には変化が起こることがあります。
痩せていくのはもちろんですが、他にもこんな身体の変化が見られた場合には注意が必要です。
思考力低下やイライラなど
便秘
太る
過食の危険
それでは一つずつ見ていきましょう。
①思考力低下やイライラなど
糖質制限ダイエットをしているときに、注意するべき身体の変化は、思考力低下やイライラなどの精神的な症状です。
糖質制限をしていると、糖質が不足することでぼーっとしてしまったりイライラしやすくなったりすることがあります。
ほとんどは一時的のようですが、続く場合には糖質制限のやり方を見直したり、一度中断したりしましょう。
②便秘
糖質制限ダイエットをしていると、しばしば便秘になることがあります。
この便秘の原因は、食物繊維や水分が不足していることが原因です。
例えば、日本人の主食であるお米は貴重な食物繊維が摂取できる食材でもあり、水分も多く含んでいます。
炭水化物を制限することで、結果的に食物繊維や水分不足になってしまうと便秘になりやすくなります。
便秘が続くと、老廃物が体の中に停滞してしまうことで不調に繋がったり肌荒れの原因になることも。
そのため、糖質制限ダイエット中は特に、食物繊維と水分を積極的に摂取するようにしましょう。
③太る
糖質制限ダイエットをしている中で、なぜか太ってしまうことがあります。
糖質を制限しているのに太る原因の1つとしては、カロリーオーバーの可能性があります。
ダイエットをするためには、1日のカロリー摂取量を消費カロリー以下に抑えることが望ましいです。
1日のカロリー摂取量は、1日の消費カロリー量(kcal)=基礎代謝量(kcal)×身体活動レベルで計算できます。
厚生労働省によると、女性の消費カロリーはおよそ1600kcalとされているので、1600cal以下を目指すと痩せやすいでしょう。
糖質は制限していても、糖質以外のものを好きなだけ食べてしまっていると、あっという間にこの目安カロリーをオーバーしてしまいます。
糖質制限はしてもカロリーオーバーになってしまうと、太る可能性が出てくるので、気をつけなければなりません。
④過食の危険
糖質制限ダイエットをしていると、時に食欲のコントロールが効かずに過食をしてしまうことがあります。
これは、無理な食事制限をしている場合に起こり得ることです。
ちょっとしたきっかけから、食欲が止まらなくなってしまうことも。
⑤生理が止まる
糖質制限ダイエットをしていると、時に生理が止まることがあります。
この生理が止まる現象は、過度な食事制限が原因です。
行き過ぎた食事制限をしてしまうと、体は栄養失調状態になります。
栄養が不足し生命の危機を感じると、人の体は生命を維持するのに不必要なものはストップをかける働きをするのです。
そのため、命を守るために体が生理を止めることがあります。
正しい糖質制限で痩せよう
今回は、糖質制限ダイエットのやり方とモチベーションの維持の方法を紹介しました。
改めてにはなりますが、ぜひ以下のことを少しでも意識してみてください。
糖質は1日に70〜130g以下に抑える(糖質が多い食材には注意する)
栄養バランスを考える
ゆっくり食べる
野菜を先に食べる習慣をつける
糖質制限ダイエットは、とてもシンプルで誰にでも簡単に始められるダイエットです。
まずは、穀類や芋類など、糖質が多い食材を他の食材に置き換えてみるなど、気楽に試してみてはいかがでしょうか。長く続けていきたい方は、今回ご紹介したモチベーションの保ち方も参考に、糖質制限をぜひ試してみてくださいね。